上司と「もしドラ」が教えてくれたこと

リードフォーアクション 斎藤恭子です。
この本を知っていますか?

もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら

2009年に発売され、280万部を突破したベストセラー。
この本をきっかけにドラッカーブームが起こりました。

私にとっては、読書会のあり方を考えさせられた、
思い出深い一冊です。

その当時、
私が『もしドラ』に興味を持ったのは上司の影響でした。

以前から売れてる本として、
知ってはいたのですが、
購入するつもりはありませんでした。

萌え系アニメな表紙と
小説仕立てのドラッカー解説の斬新さで
話題になってるだけだと思い込み、
勝手に敬遠してたのです。
変なこだわりもあったのかもしれませんね。
ドラッカーを知るにはもっと別の良書があるでしょ!って。(笑)

そんなある日。
ふと。
上司の机に置かれた『もしドラ』。
その本には、無数の付箋が付いてました。

私「こんなに付箋付けて!めっちゃ読み込んでるじゃないですか?!」
上司「おお、そこポイントな!この本面白かったから、明日のグループミーティングで解説したるわ!」

次の日のグループミーティング。

上司は本のポイントをまとめたプリントを配り、
本の内容を説明。
そして、みんなが興味をもったところで、

今日は『我々の顧客は誰か?』
『我々は何のための組織か?』を
みんなに考えてもらいたいんだ。

彼は、私達の仕事や働き方について、
話し合う場を設けました。

そして、みなの意見を聞き、
「私たちの顧客は誰か?」、
「我々は何のために働くのか」を対話させました。

そして結論へと導き、
それをホワイトボードにまとめて、
1人1人にプリントしてくれました。

結果、私たちは仕事に対する
真摯さを取り戻しました。

会社で、ミーティングで、
『もしドラ』で、こんな事できるんだ!って、
正直、面を食らったけど、すごく面白かったです。

勝手に食わず嫌いしていた『もしドラ』も
大好きになってしまいました。

ドラッカーが解りやすい!
私たちの日常でドッラカーが使えるんだ!
当時、駆け出しの読書会ファシリテーターだった私にとって、
このミーティングはすごく刺激になりました。

「本を使ったミーティングがこんなふうに活性化するとは知らなかった。」
「私もリーダーになるなら、こんな風に人を導ける人になりたい。」
「ファシリテーターとして、そんな場作りに挑戦できるって面白い。」
そう思いました。

単純ですよね。(笑)

会社の上司と『もしドラ』。
今も初心に帰るときは、この時の事を思い出します。
本と人との出会いから、新たなストーリーが生まれる。
だから読書会は面白いのですね。

補足ですが・・・
「もしドラ」の第2弾として
「もしイノ」こと、
もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの
『イノベーションと企業家精神』を読んだら」が
12月5日にダイヤモンド社から発売されるそうです。

楽しみです。読書会したいなぁ。